今回は、国内旅行先の「気候や天気が良い時期」の見極め方を紹介します。
旅行したら雨ばっかりだった…
台風の影響で2連続で旅行をキャンセル…
暑すぎて日中は、街歩きできなかった…
旅行でこんな経験ないですか?

天気は勿論、運次第ではあるのですが、旅先の気候パターンを調べておけば、旅行で失敗する確率を減らすことができます。
できるだけ旅行の失敗を避けるためには、「最適な時期」に旅行をする事は非常に重要です。
その中でも「気候・天気」を見極める方法を説明します。
お得に旅行できる時期を書いた記事はこちら
「最適な時期」に旅行する重要性を書いた記事を読んでいなければ、そちらから読むとわかりやすいです。
気候変動の影響で、今後はより旅行時期に気をつける必要あり
本来、日本は旅行に「最適な時期」を見極めるのが難しい国です。
理由としては、
四季がハッキリとあり、気温差も大きい。
北と南で全く違う気候。
台風や大雨、大雪の気象災害が多い。
ここまで気候に多様性がある国も珍しいです。
日本に来る外国人は、正直、旅行の時期を選ぶのが難しいと思います…
さらに昨今の気候変動の影響で、気候や天気がより極端になってきています。
時期によっては、大雨だったり、気温が高過ぎたりと、既に旅行するには難しい時期もありますよね。
よって今後は国内旅行をする際、旅行時期を見極める必要が出てきます。
参照:気象庁 日降水量200mm以上の年間日数及び1時間降水量50mm以上の年間発生回数の推移
なぜここまで気候に変化があるのか?
少し本題とは外れるので読み飛ばしても良いのですが、なぜ日本はここまで気候に変化があるのでしょうか?
その理由は大きく3つあって、1つは絶妙な中緯度に位置しているからです。
赤道と北極点の真ん中に位置しているため、気候が変化しやすいです。
2つ目の理由としては、大陸の東側に位置しているため、冷たい空気、暖かい空気、湿った空気、乾いた空気が混じり合います。
3つ目は、周りを海に囲まれているので、太陽エネルギーを運ぶ海流の影響を受けやすいです。
気候の話は調べると面白いので、興味がある方は調べてみてください。
国内旅行で「気候や天気の良い時期」を調べるポイントは3つ
国内旅行で「気候や天気の良い時期」を調べるポイントは3つあります。
この3つを考慮して最適な時期を選びましょう。
1.気温が高過ぎないか
2.雨が多いか少ないか
3.台風が来る確率は高いかどうか
気温が高過ぎないか
気温は天気予報で全国の気温が見れるので、わかりやすいと思います。
温暖化の影響で夏が尋常でなく暑くなってきているので、観光旅行するのは避けた方が良いです。
35℃の中、あえてその時期に旅行して歩き回る必要はないですよね(もっと適温の時期はあります)
雨や雪が多いか少ないか
雨が多いか少ないかも、重要な要素です。
特に最近では雨が多い時期は、台風でなくとも洪水や土砂崩れが発生していますので、そういった時期に旅行するのは避けた方が良いです。
また冬の北海道も年によっては、大雪となり空港閉鎖で行けない、もしくは帰れない事態が多く発生しています。
降水量も、住んでる地域であれば雨が多いか少ないかは、何となくわかると思います。
しかしながら、気温と違い他の地域だと意外とわからなかったりしますよね。
なので、旅先の降水量の年間トレンドを調べておく事は重要です。
また梅雨の時期も場所によりズレますので、例年と最近の梅雨入り、梅雨明けも確認しておくと良いでしょう。
降水量を調べるには、Googleで「秋田 降水量 年間」等で検索すると簡単に確認ができます。
台風が来る確率は高いかどうか
夏や沖縄に旅行しようとすると、台風が心配ですよね。
こればかりは毎年発生状況も変わるので運の要素が大きいです。
ただ台風が来やすい月とそうでない月があるので、できるだけ来る確率が少ない月に旅行をすれば、遭遇する確率を下げれます。
例えば沖縄本島に台風が接近するのは過去5年で、9月→7月→8月の順で多いです。
5月のGW明けから、6月までは梅雨なので、旅行シーズンには向きませんが、梅雨明けの7月初旬や10月まではマリンアクティビティも楽しめて良い時期です。
そもそもマリンアクティビティをしない人であれば、4月、11月が旅行するには一番良い時期です。
詳しく調べたい方は、Googleで「沖縄、台風、月」で検索してみましょう。
沖縄・奄美への月別平均台風接近数 (1951 – 2020):気象庁データより作成
国内旅行でも「気候・天気が良い時期」をチェックして、良い旅を
紹介した3つのポイントから、旅行先の天候をチェックして「最適な時期」を選んでみてください。
「気候・天気が良い時期」に旅行ができれば、また一歩「旅上手」に近づいているのではないでしょうか。
海外旅行は「最適な時期」を知ることで、より失敗を減らせる事ができます
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