今回は、旅行で可能な限り避けて欲しい「大規模なイベント」について紹介します。

事前に知るのは難易度が高いですが、旅行では可能な限り避けて欲しいのが「大規模イベント」開催時です。
オリンピックやサッカーのワールドカップ時に、その国で旅行がしにくいことは理解できますよね。
そこまで大きい規模でなくとも世界中から人が集まるイベントは、毎年世界各国で行われています。
それを知らずにイベント開催時期に行ってしまうと、めちゃ混みだったりホテルも高かったりで旅行を楽しめなくなります。
「旅上手」な人は、こういった大規模なイベントをうまく避けて旅行します。
その避け方とどんなイベントがあるかを紹介します。
「最適な時期」に旅行する重要性を書いた記事を読んでいなければ、そちらからお読みください。
なぜ大規模イベントを避ける必要があるのか?
なぜ避けるべきは、一目瞭然なのですが、
そういった大規模なイベント開催時は。とにかく人が多いです。
街やお店も人が溢れて混み合い、ホテルや交通機関も料金が上がります。
またイベント参加者がついでに他のエリアや街も旅行したりするので、開催場所の街だけでなく周辺の街も混み合います。
よって、そのイベントが目的でない限り、その時期にその場所に旅行するのは避けるべきです。
そんな事を知らなかった自分の苦い経験を紹介ておくと、
1回目はイタリアのアマルフィでボートの大会と被ってしまい空いている宿が全くなかったです。
2回目はフェスイベントのウルトラヨーロッパと被ってしまい、メチャ混み中を隣の国まで避難しなければならない事態になりました。
どうやって避ければ良いのか?
ではどうやって避ければ良いのか?
他の気候や天気、長期休暇や宗教行事の時期と違って、事前に知っておくのは難しいです。
ただピンポイントで開催日程の前後を避ければ良いので、時期ごとずらす必要はなく、少し外すだけで回避できたりします。
方法としては、
1つ目はホテルや航空券、鉄道を検索していて前後の日程と比べて異変がないかチェックします。
2つ目は、どういったイベントが、どんな場所で開催されているか知っておく事です。
料金検索時に異変があるかチェック
行きたい場所と行きたい時期があるなら、まずは航空券やホテルを検索してみましょう。
この際にカレンダー機能で、自分が行きたい日や週が前後の期間と比べて、特段高くないかチェックします。
もしそこだけ値段が上がっていれば要注意です。
何か理由があって高くなっているので、イベントで人が集まり高くなっている可能性があります。
また基本的にイベントは週末に開催される事が多いので、週末に泊まる観光地は要チェックです。
どんなイベントがあるのか知っておく
事前にどんなイベントがあるのか知っておくと便利です。
料金検索時に異変があったり、満室のホテルが多い場合は、それらのイベントを検索して開催時期と被っていれば避けるべきです。
どんなイベントがあるかは次に説明します。
世界的に人が集まるイベントはどんなものがあるのか?
大きく分けて政治的集まり、スポーツ、見本市/Expo、お祭り/フェスの4つのカテゴリーがあります。
スポーツイベント
一番イメージしやすいのはスポーツイベントだと思います。
サッカーなど日本でもメジャーなスポーツの大会や、自分自信が好きなスポーツはいつ開催されているか比較的わかると思います。
ただ自分が興味ないと、世界的に大きなイベントが開催されていてもわからないですよね。
それ以外のマイナーなスポーツや国内の大会だと、尚更気付きにくいので、事前に知るのは難易度が高いです。
スポーツイベント開催時はその街のみだけでなく周辺の街や観光地も混み合いますので、そのエリアや国を旅行する時も注意が必要です。
有名なお祭りや音楽フェス
有名なお祭りや音楽フェスも多くの人が世界中から集まってきます。
海外は日本のお祭りよりもスケールが大きいです。
参加するのが目的ならば良いですが、落ち着いて旅行したい人がお祭りやフェスの時期と被ると残念な事になります。
街が混み合うのに加えて、街も騒がしくなります。
日本と同じでお祭りやフェスは夏に開催されている事が多いのでこの時期に旅行する人は要チェックです。
見本市や展覧会(Expo)
見本市と聞くとパッとイメージしにくいと思いますが、世界中から人が集まる展覧会(Expo)が世界各地で開催されています。
街の混み具合はそうでもないのですが、とにかくホテルの料金が高くなります。
日本だとモーターショーが有名ですが、海外はもっとスケールが大きいです。
中でもラスベガスで開催されている家電の見本市:CESは有名です。
開催される都市と時期はある程度決まっているので、その時期にそこに行く時だけ避ければ大丈夫です。
グローバルな政治・経済会議
グローバルな政治・経済の会議は世界中で随時開催されています。
特に政府の重要な人が来る会議は混むわけではないですが、セキュリティが強化されるので建物や道が閉鎖され厄介です。
またイベントに合わせてデモも発生する可能性も高く、そうなると交通機関に支障がでて、旅行するのに不便です。
一番わかりやすいのがサミットですが、それ以外にもTOP同士の会談があれば街の機能が一部クローズされる事があります。
巻き込まれたら、切り替えて楽しもう
事後対応策としては、巻き込まれてしまったら切り替えて楽しんでください 笑
大規模なイベントが開催されている時は、街も賑やかで人々も楽しそうにしています。
なので逆にそんな機会に遭遇できたと思って、普段は味わえない雰囲気を楽しむの良いと思います。
政治・経済的なイベントの場合でも、安全だと割り切ったり、滅多にないので興味をもって観察してみましょう。
大規模イベントを避けて、楽しい旅を!
他の気候や休暇時期、宗教行事より難易度が高いですが、うまく大規模イベントを避けましょう。
そして最後に記載しましたが、巻き込まれたら切り替えてせっかくの機会を楽しみましょう。
どちらにしても楽しい時間を過ごせたなら、また一歩「旅上手」に近づいているのではないでしょうか。
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